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深刻な保育園問題

【深刻な保育園問題】

都心では、長年続く保育園問題。私の住む街でも、待機児童数がとても多いです。その一方で、マンションやビルの1Fが空き物件になり、しばらくするとその場所が認証保育園となることが多く、自治体や民間企業が、少しでも現状の問題を解消するべく、保育園の増加を続けてくださっていることも伺えます。

私自身が息子の育児休暇を取得したのは、2006年~2007年にかけてでしたが、そのときにじっくり自分のキャリアに向き合い、考えました。
・両親など近所の知り合いに育児を支援してくれる人がいないなかで、仕事と両立できるか?
・初めての育児で、はたして復職して、仕事と両立してやっていけるのだろうか。
・もし復職したとしたら、急な残業、出張などはどうするのか。
色々なケースをシミュレーションしました。

私は裁量制度を導入した企業に勤めていましたのと、海外・国内出張もある仕事でしたので、
主人ともよく話し合い、出した方向性は、多少費用が高くても、もし急な残業があったときでも
柔軟に受け入れていただける「認証保育園」にお世話になりたいということでした。

そこからは、我が家は認可保育園への応募はせず、息子を連れて、数々の「認証保育園」の下見、
入所のための待機リストに並ぶということをしましたが、待っているご家庭が2桁以上は普通で、
空きが出ても入れる見込みが無い園がほとんどでしたし、待機リストも受け付けない園もありました。

しかしながら、そうしたなか、本当にありがたいことに、保育園の方針や先生のあたたかさ、
施設にも恵まれている世田谷区の「認証保育園」に、無事入ることができたのです。
この認証保育園に入園することができ、先生と息子の信頼関係、園と家庭の連携があったからこそ、
私は働き続けることができたと強く思います。

現在働く女性が増え、出産後も復職される女性がますます多くなる都心で、このように自分の働く
スタイルや子供のためを考えて様々な条件が揃った保育園に入れることは「奇跡」と感じています。
そして、この恵まれていた奇跡に、今でも心より感謝しています。

「とにかく保育園に入れないと復職できない」
切実な思いと社会的な課題。

これからはその感謝を胸に、このような社会的な課題に自分が出来ること。
ひとつひとつ実行していきたいと思います。