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「育児休暇2年に延長」案が浮上

【「育児休暇を2年延長する」案が急浮上。その背景と働く女性の実態】

政府は「育児休暇を2年に延長する」案を月内に議論を開始する
ことを公表しました。

この背景には、深刻化する待機児童問題があり、
半年延長しても保育園に入れずに退職する方への救済が
狙いと説明しています。

育休や復職、保育園に関する議論として、
◆《育休延長》
 →休業期間が長ければ、キャリア形成が遅れたり、
  職場の負荷があがってしまう

◆《早期復職》
 →早期に復職すると「子育てより仕事を選ぶのか?」
  とまわりから言われたり、自分ももっと子どもといたい

など、どちらにしても、働く母において、
「後ろめたさ」、「焦り」、「あきらめ」、「申し訳ない」
というネガティブな感情に包まれる方も少なくありません。

育休を取り、休業給付金を受け取った人は、
2015年度に30万人を超え、これは2005年度の2.5倍だそうです。
これだけ育休取得をする方が増えている今、
働き続けたいと考える女性が増えている今、
「大切な新たな命」を授かったことで、このような
ネガティブな感情や境遇になるのは、本当に辛いものです。

私は現在企業の女性活躍に関するコンサルティングや
個人のキャリアカウンセリングを行うなかで、
また自身が企業に勤めて育休を取得し、
1歳から保育園に息子を預けた実経験から、
これらの課題は「制度を整える」ということだけでは
解決しないことがあると感じています。

「働く母」は実際はどんな心境なのでしょうか。
仕事と子育ての両立ポイントは何でしょうか。

こちらの2本の記事[JIJICO]にて執筆しています。

◎2016年7月31日[執筆:久保田一美]
「出産を機に退職女性6割は多いのか?
   仕事と子育て両立ポイントは?」
→記事はこちら

◎2016年8月25日[執筆:久保田一美]
「子どもを保育園に預けることに
   後ろめたさを感じていませんか?」
→記事はこちら